既存中古住宅（建物点検）調査と床下・小屋裏詳細調査も確認しようとする事は同じです。
構造体、基礎や土台等の施工状態や劣化状況、 シロアリの被害や漏水等が無いか目視可能な範囲での調査になります。

ただ、調査範囲が広範囲に及ぶか、点検口から見える範囲に限られているかの違いがあります。
調査範囲が広範囲になると言う事は、調査結果の精度も良くなってきます。
この違いをご理解の上ご検討下さい。

弊社としては、床下・小屋裏詳細調査をご利用して頂く様に推奨しています。

■点検口はどこにあるの？

ご依頼者様から既存中古住宅(建物点検）調査をお願いしたいんだけど、点検口はどこにありますか？
との質問が良くあります。
住宅によっては点検口が無い場合もございます。
天井点検口が無い場合：室内の収納の天井が外せる場合があります。
床下点検口が無い場合：床下収納庫（キッチンの床下食品収納庫）が床下点検口を兼ねている場合があります。
※たまに収納庫があっても確認出来ない場合もあります。御自身で確認してみる事をお勧めします。

■点検口が無い場合はどうすればいいの？

又点検口がありませんが調査はして頂けますか？との質問も良くあります。
この場合の調査は可能ですが、現状で出来る範囲の調査を行い購入の判断をして頂くことになります。
購入後点検口を設置して調査をされる事が望ましいと思われます。

いずれにせよ、住宅を購入後に維持・メンテナンスをする為にも点検口の設置は非常に大事になります。